話題:誕生日は嬉しいか
誰しもが平等に訪れる誕生日というイベント。
皆さんは毎年どういう心持でむかえているのでしょうか。
祝ってもらって嬉しいですか?
歳をとって悲しいですか?
『誕生日』ってハッピーですか?
* * * * * * *
のすり:8月の……えー、4日に、南帆子さんの誕生日だったということで。
南帆子;1日ですよ?
のすり:1日です!
南帆子:(爆笑)
のすり:4日て何の日?
南帆子:8月4日は、私が元カレと付き合い始めた日ですよ。
のすり:ヤバいヤバいヤバいヤバい。
南帆子:(爆笑)
のすり:まあまあまあまあ。
南帆子:ちなみに、別れたのは今年の8月10日です。
のすり:8月10日。
南帆子:私の誕生日は、8月1日です。
のすり:……今月色々あり過ぎたんだよ。
南帆子:色々あり過ぎだよ本当にー。
のすり:まあ、彼氏と8月4日に別れて、
南帆子:違う8月10日!
二人:(ずこー)
のすり:もーわかんないよーもーやだー。
南帆子:8月1日誕生日! 8月4日交際記念日! 8月10日に別れたの!
のすり:あーわかりました。はいわかりました。
* * * * * * *
のすり:今月1日に、誕生日ということで。
南帆子:誕生日でしたね。
のすり:おめでとうございました。
南帆子:ありがとうございました。
のすり:ということで。米倉涼子さんと同じ誕生日らしく。
南帆子:そうなんですよ。米倉涼子さんとかね、あとね、あのー……あの人。
のすり:なんだ。
南帆子:黒川智花さんと全く、全く同じ誕生日です、私。実は。
のすり:すごいじゃないですか。米倉涼子・黒川智花・花岡南帆子。
南帆子:あと「金さん銀さん」
のすり:大物! 大物だなー。
南帆子:そうなんですよ。
のすり:そうですかー。それはおめでとうございます。
南帆子:ありがとうございます。なんかさ……。
のすり:うん?
南帆子:『獅子座』の血液型『O型』なんですね、私。獅子座のO型の芸能人て、例えば北川景子さんとか、天海祐希さんとか。
のすり:なんか、強い女。
南帆子:そう強い女じゃないですか。……強くないじゃん?
のすり:……いやいやわからないですよ。もしかしたら出してないだけかも。
南帆子:だって、あのさ、獅子座O型の、占い? そういうの見ても、本っ当に当たらない訳さ。『カリスマ性』とか『怖いものなし』とか『図太い』とか、色々書かれてるんだけどさ。
のすり:正直その、『怖いものなし』と『図太さ』は、合ってる。
南帆子:合ってるか!? 怖いものあるべ。
のすり:意外と怖いものなしじゃない?
南帆子:いやそんなことはない。怖い。心霊系怖い。あと色々、結構怖い。
のすり:心霊系はまあ、誰でも怖い。
南帆子:あと『行動力がある』とかも書かれてるんだけど、行動力ないじゃん。まず。だから本当に当たらねぇなって思ってる自分で。
のすり:えー。
南帆子:生まれたときに血液型調べてはいるけどさ。生まれてから、ちょっと変わったりするって言うじゃん。血液型って。本当に今もO型かな? みたいな。献血とかにも行ってないからさ。血液検査はよくしてるけど。
のすり:血液検査はしてるのか。
南帆子:それこそさ、鐸木の『A型』全く当てはまらないでしょ。
のすり:……なんか本当、人によってなんだけど「A型っぽいね」って言われるときもあるし、「B型っぽいね」って言われるときもあるし。だから「A型です」って言ってびっくりされることもある。
南帆子:私びっくりしたもん、最初。
のすり:絶対でもさ、見てる面によると思うんだけどね。
南帆子:見てる面だよね。私も学生時代、よく「O型だよ」って言ったら「B型でしょ?」って言われて。「どこにB型の(強さの)要素があるの?」とか思ってたけどさ。
のすり:だからその人が見てるさ、相手の面による。
南帆子:面による。
のすり:客観的に見た印象の違いで。人間が変わる気がする。
南帆子:そうなんだよね。絶対そう。まあだから、血液型占い・星座占いは、当たりません私は。
* * * * * * *
のすり:で、誕生日だけど。28歳じゃないですか。
南帆子:はい。なりました。
のすり:なんだろう、なんか……うーん……誕生日ってめでたいんですか? っていう。
南帆子:私は誕生日はわくわくしますよ。
のすり:私は出来れば、誕生日って割と、何事もなく過ごしたい。っていう人間なのよ。結構さ……。
南帆子:はあ。
のすり:「おめでとうございます」とか言ってもらえるのは、嬉しいなって思うけどさ。でもわざわざ自分から、「私今日誕生日なんです! いやっほー!」みたいな、テンションはもうないわけですよ。
南帆子:私は誕生日はね……。それこそ「米倉涼子さんと同じです」って自分からツイッターに発信しましたからね。
のすり:そうだね、すごい発信してたね。
南帆子:すごい発信してたくらいですから。
のすり:今年の誕生日は何かした?
南帆子:あ、高校時代の友達に、飲みにつれて行ってもらいましたね。
のすり:なんか、あと、あれでしょ、なんか、あれ、この前の。
南帆子:あ!*1 それは8月の2日に。こないだのWS公演*2のメンバーと飲んで。サプライズでね。ケーキを用意してくれたりとかして。
のすり:そうそれ。
南帆子:嬉しかったですね。このとき私が幹事だったんだけど、飲み会の前にさ、参加する内の一人の子が「早くお店着きそうなんだけど、花岡って言えば入れる?」って。私『花岡』で取ってなくて。『松尾』で取ってたから。「あ、松尾です」って送ったら「松尾かーい!」って来て。そしたらその子から「チーズ好き?」ってまたラインが来て。で私「すき!!」って送ったら「さすが松尾!」「チーズ好きの松尾さんって面白い響きだよね!」とか来て。
のすり:意味わからんな(笑)
南帆子:意味わかんないじゃん! なんなんだよそれって。『松尾』で遊ぶなや! とか思って。はいはいって適当に言ってたの。そしたら、結局そのサプライズケーキが、チーズケーキだったの。
のすり:あー!
南帆子:みんながその、他でライングループ作って、集まって、早めに新宿着いて、美味しいチーズケーキのお店行って、チーズケーキ買って来てくれたの。すごい嬉しくて。
のすり:ええ話。
南帆子:ええ話でしょ。それはすっごい嬉しかった。
のすり:それはなんかね、良い気がする。
南帆子:すごい嬉しかった。
のすり:親とかは?
南帆子:親はね、「あーおめでとー」くらい。あとケーキと。父親に至っては、8月1日になって7月のカレンダーから、めくった瞬間すら何も気付かないっていう。
のすり:父(笑)
南帆子:母親は毎年、起きたら「誕生日おめでとー」って言ってくれるけど。父親はもう、本当気付かないね。
のすり:へー。
南帆子:父親もね、それこそ鐸木側なんですよ。(誕生日)そっとしとけ、っていう。
のすり:そうなんだ。
南帆子:もう嬉しくねーよ、みたいな。感じらしいんだけど。なんか私も、20歳の誕生日のときに、「20歳過ぎた頃から『誕生日おめでとう』って言われたって全く嬉しくなくなるからね」って周りの大人たちに言われてたんだけど。
のすり:うん。
南帆子:でも、もう28歳だけど、全然嬉しいね。「誕生日おめでとう」って言われるの。
のすり:良いことだね。
南帆子:……あの、ちょっと気持ち悪いこと言いますよ。
のすり:うん?
南帆子:8月1日になんかちょっとどっかにさ……まあだから、7月31日の夜に。「誕生日だからちょっといいところで食事しようよ」、みたいな感じになって。
のすり:うん。
南帆子:夜景の綺麗なところとか行って、そこで食事してて。夜中の12時になったときに……「誕生日おめでとう」って薔薇の花束が来るとか嬉しいですよ?
二人:(爆笑)
のすり:バカだ!!!
南帆子:されたい!!!
のすり:バカだよー!!
南帆子:されたーい!!
のすり:されたいのか!!
南帆子:ただ、薔薇の花束とかケーキとかまではまだいいの! 花火が打ち上がるところまで来ると、引く。
のすり:のっほほほほほ(爆笑)!!!!
南帆子:引くね。
のすり:(花火は)ナイアガラみたいなのがさ、ドボドボドボー! って。それで文字が現れて「なほこ」「おめでとう」
南帆子:いやあああああ!! 引く!!
二人:(爆笑)
のすり:そこまでやってくれる男がこの世にいるのか。
南帆子:いや、わかんないけど。いないと思うけど。
のすり:そうかー。例えば、フラッシュモブとか。引くよね。
南帆子:引く。
のすり:本当、たぶん、たぶんだけど! 絶対に、一生ないとは思うけど!
南帆子:無理。フラッシュモブと花火は、無理。
のすり:恥ずかしい!
南帆子:だってさ、私のためだけ(の花火やフラッシュモブ)にさ、何人の人が動いたの? っていうのがもう。
のすり:「すみませんすみませんすみません!!」
南帆子:本当にもう。
のすり:すみません、じゃすまないくらいの、もう。
南帆子:そうそうそう。
のすり:誠に申し訳ありませんって感じだもんね。
南帆子:そうそう。死にたいくらい申し訳ない。
のすり:それは死にたい。
南帆子:誕生日に死にたくなっちゃうからさ。やめてほしい。
のすり:いやでも、薔薇まではセーフなんだ?
南帆子:薔薇まではセーフ。薔薇っていうか、花束までは、セーフ。全然セーフですね。花束とかケーキとか、なんかこう、特別な食べ物? とか?
のすり:サプライズが嬉しいの?
南帆子:サプライズ……でもその『サプライズ』がさ、さっき花火がどうのこうのとか言ったけど。線引きがあって。線引きは、その『自分がカッコつけたいサプライズ』と『本当に相手を喜ばせたいサプライズ』があるわけですよ。
のすり:はあはあ。
南帆子:花火だとかフラッシュモブだとかはさ、「それを手配した『俺』カッコいい」、みたいな感じでしょ、たぶん。私を喜ばせたいっていうよりも、そっちじゃん。それを手配するほどの、「俺には行動力もある、金もある、手配力もある、人脈もある」、みたいな。それを見せつけられても。「は?」ってなるから、私は。そういうの(誇示)はいらないから。普通に花束とかケーキとかで、「誕生日おめでとう」って、私を、祝ってほしい。
のすり:うん、そっちの方が嬉しいね。
南帆子:やってほしい人です、私は。
のすり:花束。
南帆子:いつか。
のすり:ロマンチストですなぁ。
南帆子:ロマンチストかも。なんか私はさ、「(誕生日)おめでとう」って言われるのが嬉しいからさ。そのときに改めて、生まれてきて良かったなって思える。誕生日に、「おめでとう」って言ってくれると……その裏側にはさ、「生まれて来てくれてありがとう」って意味が含まれてるんだろうなって。思って。自分では勝手に(思ってる)。
のすり:うんうん。
南帆子:だからやっぱり、「誕生日おめでとう」って言われるのは嬉しいし。それに対して私が「ありがとう」って言うのは、「(私を)望んでくれて、認めてくれてありがとう」とか。親に対してなら「産んでくれてありがとう」とか。っていう意味も含まれていると思って、誕生日は「おめでとう」「ありがとう」のやり取りを、したい人。
のすり:なるほどなあ。
* * * * * * *
のすり:えーと、さっきサプライズケーキの話が出たと思うんだけど。
南帆子:うん。
のすり:私はサプライズケーキというものが、申し訳なくてしょうがない。
南帆子:え、そこから既に?
のすり:なんか例えば、その日に人に会う予定がありますってなったら、もしかしたら万が一……っていう、予感て既にない?
南帆子:ケーキ出てくるかも、みたいな? それが申し訳ないの?
のすり:そう「出てきてしまうかもしれない」と思う。いや、こっちはもう“今日が誕生日”っていうのはさ、嫌でもわかるじゃん。忘れてましたとか結構稀だと思うんだよね。何だかんだ言って毎年その日を自覚するわけですから。
南帆子:うん。
のすり:で、サプライズをされたとするじゃないですか。「実は……ケーキありました!」みたいな。あるじゃないですか。
南帆子:うん。
のすり:内心、どこかで「やっぱりな」みたいな。「あー来てしまった」っていうのがある。その「やっぱり」を思いながら言葉では「わー! ありがとう!」って言うわけですよ。……それってなんかすごくこう、作られた空間過ぎやしません?
南帆子:へぇー。
のすり:だからそれが申し訳ない。有難いんだけど、申し訳ないが勝っちゃう。だったらもう最初っからこう、サプライズじゃなくていい。
南帆子:「ケーキ用意してるよー」って最初っから?
のすり:そう、なんか……大々的にイベントにしてほしくないっていうか。
南帆子:はいはいはいはい。
のすり:だったら最初っから「今日はあなたの誕生日だから、ケーキ買っちゃうか!」みたいな。そういうノリの方が自然じゃないですか。今さらその「実は……」みたいな芝居がかった段取りいるかと。
南帆子:あ、だから私もさ、言ったけど、誕生日「だから」って理由で連れ出してもらうのは、OKなの。最初にね。全くさ、理由もなくいきなり7月31日に夜景の綺麗なところに連れて行かれても「はい?」ってなるけど。そこは「誕生日だからごちそうさせて」とか、誕生日「だから」って言ってくれるのはOKなわけさ私も。っていうかそれは、むしろ言ってほしいわけね、
のすり:ふむ。
南帆子:でもそこで、+αで、こっちの予想してなかったことを……ちょっとしてほしい。
のすり:ほう。
南帆子:ちょっとだけ。
のすり:ちょっとだけやってほしい。
南帆子:ちょっとだけね。だから、打ち上げ花火はやり過ぎなの。フラッシュモブとかね。
のすり:びっくりしちゃう。
南帆子:びっくりしちゃうからね。
のすり:なるほどね。
南帆子:でもそうか、(鐸木は)イベントにしてほしくないんだね。私はもうなんか、大々的にイベントにしてほしいけどね。
のすり:いやー、もう、もう申し訳ないね。だって大して、じゃね? 鐸木のすり28歳の誕生日、っていうこのイベント。……そんなにハネなくね?*3 って思う。もう今さら。
南帆子:わかんないけど、私とかにしてみれば、結構ハネるよ。あとオキタ*4とか
のすり:いや身内はね。あのこれAD時代*5の話なんだけど。
南帆子:はい。
のすり:その時の制作部の部屋って30~40人くらいいたのね。だからわりと毎月、お誕生日が大体いるわけ。それで一応もうテレビ業界なものですから。企画みたいな感じになるのね。例えばおぼんにシュークリーム100個くらいを山盛にして持ってくるとか。それで「○○さんお誕生日おめでとうございます!!」(パチパチ~)みたいな。そんな感じでやっているのを、私は遠くから見てたりしてたわけ。「あー、やってんな」と思いつつ。
南帆子:うん。
のすり:で、私は職場ですごい地味だったわけ。そんなに全員の輪の中にいるとかでもなかったし、友達も少ないし。……という中で『誕生日が来てしまった』ときがあって。誕生日当日になって。やっぱり「橋田*6の誕生日です!!」みたいな感じになって。やっぱりケーキが出てきたわけ。で、一連の「おめでとー!」をされるんだけど。そのときのもう……遠巻きにいる人たちの目、っていうか。そんなにノッてないのね。「あー」みたいな感じの。その雰囲気がもう、めっちゃ怖かった。その中で誕生日を祝われなくてはならない感じ。
南帆子:へぇー。
のすり:本当なんか、その……大して盛り上げられなくてすみません、って感じ。なんて言うんだろ。「普段そんなに仲良くないけど、毎回イベントしてるのにこの子の時だけやらないってなんか角立つ」っていうときに発生する、しょうがない誕生日サプライズ。
南帆子:うん。
のすり:地獄だよね!! っていう。
南帆子:地獄だね、確かにそれは。
のすり:大してみんな望んでもいないのに、イベント「だから」やらなきゃいけないっていうあの流れ。あれがマジ地獄だなって思うわけ。
南帆子:私はそういう誕生日祝いはされたことないので、わからないですね。私、学校や職場でも祝われたことないもんね。
のすり:だったらもう、もうそんなね、今さらそんな。28にもなって。大丈夫ですって。めでたいことでもないんですから。だから出来ればそっと(過ごしたい)。
南帆子:それさ、もしさ、例えばオキタとかにさ、スルーされたらすごい悲しいでしょ。
のすり:(ぐっ)……それは、悲しい。
南帆子:ね(笑)オキタには「おめでとー! パチパチパチッ!」って。
のすり:ちょっとあの、一人くらいね。世界中の一人におめでとうって言ってもらえれば、私はそれで。
南帆子:もしかしたら来年。私とオキタで、ライングループを作っているかも知れないよ? ラインで「ちょっと一週間後さー、鐸木の誕生日だけどさー」って。やり取りが。
のすり:それはね……相当嬉しい。
南帆子:本当?
のすり:ちゃんと、お世話になっている人から来たら、めっちゃ嬉しい。それは。
南帆子:そうか。わかった(にやり)
のすり:あと、フェイスブックとかさ、ツイッターとかさ。出ちゃうじゃん“誕生日です”って。あれ、あの機能本当に辞めてほしくて。
南帆子:なんで?
のすり:じゃないと、「おめでとう」が来ちゃう。優しい人たちから。
南帆子:……ふーん。
のすり:いやなんか、きっとその優しい人たちは、ツイッターやフェイスブックの通知がなければ知らなかったことなのに、わざわざその“誕生日情報”が入って来たことによって“おめでとうを言わざるを得なくなってしまった状況”っていうのが、私はすごく申し訳ない。
南帆子:そうでもなくね? 私別に、情報が入って来ても言わない人には言わないよ。鈴木良尚*7になんか絶対言わないよ?
のすり:それは(笑)
南帆子:私はそんな不特定多数の人と付き合わないんだよ、まず以て。
のすり:うん。
南帆子:鐸木は割と、広く浅くが出来る人だけど。私は本当に、狭く深くの人だから。だからゆうてこっちがいくら発信したって、来ないから。そんなに。
のすり:そうなのか。
南帆子:そんなに来ない。なんかたまにさ、フェイスブックとか見てるとさ。「誕生日おめでとうございます」のコメントが100件くらい付いてる人とかもいるじゃん。私フェイスブックに「おめでとう」コメントが来たの、たぶん今年4件くらいよ。
のすり:……その「おめでとう」合戦って怖いよね。その100人の中に、どれだけ本当の「おめでとう」があるのか。
南帆子:でもだからさ、その100人とかから「おめでとう」って来てる人はさ、一人一人に返信してる人ってあんまいないじゃん。
のすり:いないいない。
南帆子:私は、そのフェイスブックに来た「おめでとうございます」の3~4件に、一件ずつ返信した。「おめでとう」って言ってもらえたのであれば、きちんと自分の言葉で一人一人に返す。初回で言ったけど。鐸木さんは別に、第一印象悪くないからさ。だから、人当たりが良く見えるんだよね。だから「おめでとう」も言いやすいんだと思う。私とかはたぶんさ、「おめでとう」って言ったって「あ、どうも。」くらいに返されそうにもあるじゃん。こんなに喜ぶとはきっと、誰も思ってない。
のすり:「おめでとう」っていうと、めちゃくちゃ喜ぶよね(笑)
南帆子:うん!
のすり:南帆子に誕生日当日にラインで「そういえばおめでとー」くらいのテンションで送ったら、「本当に!!ありがとう!!!!」って。
南帆子:嬉すぃーーーーーーっ!! みたいな。
のすり:そんなに喜ぶの!? って思った。
南帆子:私は「おめでとう」はやっぱり嬉しい。
のすり:私も……一応、嬉しいという気持ちは、基盤にはある。でもそんなに無理して祝う必要は、ない。
南帆子:そんな感じ。
のすり:そんな感じ。ちょっと家でご飯があって、そこにちょっとケーキさえあれば、もうそれで特別なんですから。それで充分ですって感じです。
南帆子:いや私も、夜景の綺麗なところどうのこうの言いましたけど。
のすり:今さら!
南帆子:言いましたけど! それはそれとして嬉しいけども! 別にあの、家でもいいですよ。
のすり:今さら!
* * * * * * *
のすり:ちなみに私誕生日、2月13日なんですけど。
南帆子:はい。
のすり:2月13日ってさ、13日ってさ、たまに『13日の金曜日』と被るんですね。
南帆子:(爆笑)
のすり:そうなると自分に「ざまぁみろ」って思います。
南帆子:私も8月1日じゃないですか。まあ夏休みに被ってるんで。「ざまぁみろ」ですよね。
のすり:ああだからか。夏休み中だから、クラスでの誕生日会とか被んないんだ。
南帆子:被んない被んない。
のすり:だからその、欲求不満が溜まってるんじゃない?
南帆子:そうかも知れない。
のすり:それで更に言うとバレンタインデーの前の日なんですね。だから、イベント的には紛れることもあるんで、それはそれでほっとします。
南帆子:まあ、人生楽しく生きましょ。
のすり:誕生日は、まあでも、尊いものです(棒)。
南帆子:無理矢理言わされた感! 無理矢理言ってる感!
のすり:いやいや、嬉しいですよ。
* * * * * * *
話題:誕生日は嬉しいか 終わり